13. PDK2:PI3K-Akt経路に欠けていた重要なピース
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これまでに様々なPDK2の候補が報告されたが、どれも生理的に意義があるとは考えられなかった
mTORはその名前が示すとおりrapamycinによて不活性化するのでS6Kのリン酸化はrapamycinによって減少する これに対してAktのSer473のリン酸kはrapamycin非感受性なのでmTORがPDK2であるとは思われていなかった
現在のところmTORが最も有力なPDK2の候補であるが、これまでの実験結果との矛盾がないわけではない したがって、細胞膜に局在してPDK2活性を持つmTOR以外の分子が存在する可能性も考えられる